松原アーバンクリニック 医療法人社団プラタナス

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第 31 回 城北緩和医療研究会学術講演会

201508298月29日 池袋ステーションコンファレンスで、城北緩和医療研究会学術講演会 が行われました。

この講演会は、年に2回行われており、今回で31 回 になるそうですが、当院の梅田院長が座長を務めることもあり法人を挙げて事前告知等を行ったところ、お陰様で100名近くの参加があり、会場は満員でした☆

講演会は、特別講演のほか、有床診療所を活用した在宅緩和医療の症例や、緩和ケア病棟と在宅との連携の在り方、はたまた、海外の緩和ケア事情まで、盛りだくさんでしたが、一番の目玉は、在宅緩和医療の世界で高名な、「在宅ホスピスとちの木」の渡辺邦彦先生による講演でした。

渡辺先生が脳外科医から在宅緩和ケア医へ転身されたきっかけのお話や、オーストラリアにおける緩和医療の御経験からオーストラリアと日本の緩和医療の違いとして、病棟と在宅が一体的に動いていること、また、現在の緩和医療では、THP(トータルヘルスプランナー)、ホスピスマネジャという緩和医療にかかわる全てをコーディネートする役割が重要であること、これによってより良い在宅での看取りを実現していること(しかも9割以上が在宅看取り!)等、本当に学ぶべきことばかりであるとともに、増大しつつある緩和ケア対象の患者さんをもらすことなく診ていくための仕組みづくり、質の向上を、明日からでも地域ぐるみで行う必要性を強く感じました。

一つ一つの講演内容が充実していただけに、討論の時間が都合上無くなってしまったことが少し残念でしたが、御参加くださった皆さんはいかがでしたでしょうか。会場でうかがうことができなかった、感想や御意見、ご質問等をぜひ当院までお寄せください!

<メール>info@matsubara-urban.jp 又は、<FAX> 03-5300-5588 (事務長の林まで)



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