在宅医療とホスピスケア
先月に引き続き、田實医師による第2回目の勉強会が行われました。
前回はホスピス緩和ケアについて、田實先生の僻地での勤務経験や在宅での看取りについて話しを伺いましたが、今回は主に疼痛緩和に向けたオピオイドの種類や各投与方法、レスキューの使い方についての解説を、事例と共に学びました。
医療用麻薬でも、疾患によって選択すべき薬剤が異なったり、投与方法によって換算比が変わったりと、疼痛治療については緩和ケアに携わらない医療者にはまだ十分知られていないそうです。
患者さんが毎日をより楽に、その人らしく最期まで生き抜くことを支えられるよう、プロとして必要な知識を身につけ、これからの患者さんに役立ててゆきたいです。