パンケーキパーティー♪♪
流行りのパンケーキを、患者さんと楽しみたい!
患者さんやご家族にとって想い出に残るイベントがしたい!
ということで、パンケーキパーティーを開催しました!
お部屋の飾り付けをして、テーブルにはクロスを敷いて…
“カフェ松原”の開店です!
ミッキー型のパンケーキは大好評!! 患者さんやご家族からもとても喜んでくださいました。
ご家族一緒にパンケーキの生地を混ぜたり、トッピングをしたり、
食欲がない方も笑顔で召し上がる姿には、スタッフも感動です。
今日という日が、患者さんにとっていつまでも心に残る想い出になること。
私たちもその貴重なお時間にご一緒できることを嬉しく思います。
在宅医療とホスピスケア
先月に引き続き、田實医師による第2回目の勉強会が行われました。
前回はホスピス緩和ケアについて、田實先生の僻地での勤務経験や在宅での看取りについて話しを伺いましたが、今回は主に疼痛緩和に向けたオピオイドの種類や各投与方法、レスキューの使い方についての解説を、事例と共に学びました。
医療用麻薬でも、疾患によって選択すべき薬剤が異なったり、投与方法によって換算比が変わったりと、疼痛治療については緩和ケアに携わらない医療者にはまだ十分知られていないそうです。
患者さんが毎日をより楽に、その人らしく最期まで生き抜くことを支えられるよう、プロとして必要な知識を身につけ、これからの患者さんに役立ててゆきたいです。
勉強会報告【褥創治癒に効く栄養剤】
- 2012年09月07日(金)
- カテゴリ : 院内イベント
テーマ:ペムノン 褥創治癒に効く栄養剤
日時:9/6 (木) 18:30~19:40
場所:相談室
講師:(株)協和発酵バイオ
参加人数:12人
今回はペムノンという褥創の予防・治癒に有効といわれる補助食品(アミノ酸補給のための粉末飲料)をメーカーの方にご紹介いただきました。
ペムノンは1スティックあたり、アルギニン2500mgに加え、グルタミン1000mgも配合され、あらに亜鉛10mg、ビタミンC500mg、ビタミンA150μgも配合されています。
講義ではまず最初に、プロジェクターを用いて褥創の概要とできるまで、発生予測と対策、分類・評価、治癒過程、予防と発生後のケア、褥創対応の栄養素についての説明を受けました。
次いで、褥創の予防・治療とアミノ酸について、アルギニンとグルタミンは異なるメカニズムで創傷治癒を促進すると考えられており、炎症期ではアルギニンとグルタミンは好中球、マクロファージの活性を高めて細菌を除去、免疫栄養として作用し炎症を抑えるのに対し、増殖期ではアルギニンは表皮細胞の足場とあるコラーゲンの原料となり、グルタミンは細胞の原料となり、細胞分裂を促進するそうで、同じアミノ酸でも創傷治癒の過程では働きが異なることが分かりました。
スライドでは実際入院中の患者様に使用した事例写真を確認。軽症例〜ポケット形成例まで、それぞれの事例の方にペムノンを投与し改善した8週間の経過を観察しました。
透析患者へ介入した例では、低蛋白のため血液データにも影響なく、DMや腎疾患患者にも使用できるとのことでした。
最後に、参加者全員が商品を試飲。ピーチ味で飲みやすいという声や、反対に意外に苦かった、水に溶かす粉末だけでなくご飯にふりかけるタイプなどがあってもよいのでは、というような意見が上がりました。
質疑応答では、価格や効果の判定時期、褥創治癒後も継続した方がよいか、アルブミン値は上昇するのかといった医学的な質問や、飲む時間帯の選択・他の栄養剤に直接混ぜてよいかなどの具体的使用方法についてや、コラーゲンを直接とることよりも勝るメリットは?など多くの質問が上がりました。
今回単なる商品説明だけでなく、実際にとろみ剤と併用して使用する場合の溶かし方のこつや、酸は流動物と混合すると粘稠性が高まりチューブに付着しやすくなるため、経管栄養ではチューブをフラッシュした方が良いことなど、実践につながるアドバイが聞けてよかったです。
勉強委員会
勉強会報告【介助技術・ポジショニング】
- 2012年08月23日(木)
- カテゴリ : 院内イベント
褥創新生・悪化の予防を主目的とした学習会を開催したいと考え、無料セミナーを実施している(株)タイカ様に依頼し、ズレ力を取り除く介助技術・ポジショニングに関する研修会を行いました。
研修は資料を用いたレクチャーと病室で福祉用具を用いた褥創対策の実習の2部構成でした。
講義では、基本である褥創発生の要因とそのアセスメント、レベルに応じたマットレスの選び方や、適切・不適切なポジショニングの実際の例をスライドで確認。ズレの力が発生すると深部の組織損傷が大きいため、ズレ力を取り除くことが褥創対策として非常に重要になることを学びました。
実習では実際にスタッフがモデルとなり、ひねりや回転力を使ったベッド上での縦横への移動のポイントを学びました。ポリエチレン素材のディスポグローブを使用すると摩擦が少なく介助者の手を挿入することができ、また支持面の大きい部位で滑らせるように移動が可能となるため、介助者の労力軽減につながります。車椅子を使用した実習では、ずり落ちた姿勢からの戻し方として、パラシュートの生地を使用したシートを用いた坐位修正法や体位変換、移動を学びました。
身体を動かさない時間(寝ている時間)にも自分の体重を分散させることが重要になるため、いかに広い面積でささえるかがポイントになります。実習ではポジショニングピローを用いて体圧を分散させ且つリラックスできる姿勢を作るコツを学びました。ポジショニングピローは用途によって様々な型があるため、体重が落ちる方向を考えたクッションの選び方や置き方について説明を受けました。
参加したスタッフからは、強度の拘縮・円背がある方への効果的な使用法や実際当院で使用しているクッション類の活用法などについて質問がありました。
今回の勉強会では時間がなく、目的の一つであったトランスまでは達成できなかったので、今後開催するテーマとして検討していきたいと思っています。
勉強会委員
6周年記念
本日、松原アーバンクリニックは開院6周年を迎えました。
クリニックではケーキを買ってスタッフ全員で記念日を祝いました。
全員でハッピーバーズデー♪を歌ったあと、院長と開院当時からのスタッフが代表でろうそくの火を消しました。
こうして6年間診療を継続できたのも、
多くの地域の方々や熱い思いを持ったスタッフ一人ひとりの支えがあったからです。
毎年この日が近づくと、クリックにお花を贈ってくれる開院時のスタッフがいます。
6年の間にスタッフの入れ替わりもありましたが、今でもクリニックには
これまで在籍したスタッフ一人ひとりの思いが詰まっているのだと思います。
これからも、患者様、ご家族様をはじめ、地域の方々やスタッフに愛されるクリニックでありたいです。
事務長 荒木 庸輔
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- 松原アーバンだよりVol.12
- 地域交流イベント 「まつばらんど」を開催しました!

