🌕🐰十五夜🐰🌕
- 2019年09月13日(金)
- カテゴリ : 院内イベント
今日は「十五夜」ですね✨
十五夜は、
「中秋の名月」とも呼ばれ、
「秋の真ん中に出る月」
という意味があるそうです🌕
かつて使われていた旧暦では、
1月〜3月が春
4月〜6月が夏
7月〜9月が秋
10月〜12月が冬
と季節が決まっていました。
ということは、秋の真ん中は8月となります。
さらに8月の真ん中、15日頃が「中秋の名月🌕」です。
現在の新暦は旧暦と1〜2ヶ月のずれがあるため、
「9月7日〜10月8日の間で、満月が出る日」を十五夜としています。
今年2019年の十五夜は・・・
9月13日(金)🌕🐰
の今日です!!
地域によって違いはありますが、
お月見にはお供えをするのが決まりですね。
お供えには一つ一つに意味があるそうです。
【ススキ🎑】
ススキは秋の七草の一つ。
白い雄花が稲穂に似ているという理由で備えるようになりました。
【月見団子】
丸い団子を月に見立て、感謝の気持ちを表すそうです。
団子の数は十五夜なら15個。
ピラミッドのように積んで備えます。
これは一番上の団子が霊界との架け橋になると考えられていたからだそうです。
【農作物🌰】
里芋・栗・枝豆など収穫されたばかりの農作物を備え、
豊作に感謝していたようです。
中でも里芋を備えるのは一般的で、「中秋の名月」は「芋名月」の異名を持ちます。
病棟でもススキ&秋の花と
昨年に続き、手作りの飾りも飾りました✨
また、今日の昼食のメニューは・・・
「月見うどん」
「さつまいもご飯」
でした🍠
みなさんのおうちでは
何を飾りましたか?
今夜は満月が見れるといいですね😊
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき①
- 2019年09月12日(木)
- カテゴリ : 日々のできごと
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき①
前回の続きです🌼
ついに「花のおじさん」の姿を見つけた私は、
急いでベランダに飛び出し、初めてのご挨拶をしましたm(_ _)m
急に部屋から飛び出してきて興奮気味に話しかけてくる見ず知らずの私を(笑)
不審がることもなく、おじさんは穏やかな微笑みを浮かべながら
受け入れ、対応してくれました😊
松原に入院している患者様の多くが、庭の草木やお花に癒やされていること🌼
その中でも特に3号室の患者様が
いつも庭の手入れをしてくださっているおじさんに感謝していること✨
部屋からなかなか出るのが難しいその患者様に頼まれて私が代理で今お礼を伝えにきたこと☘
・・・などなど
を「花のおじさん」に初めて伝えました。
すると、「花のおじさん」はこんなことを話してくれました。
「今まで何年もここの庭の手入れをしてきて、話しかけてきてくれたのはあなたで二人目です。」
「有料老人ホームの庭をメインで手入れをしていますが、
こちらの庭もどうしても気になって、手入れをしているんです。」
「私は昔から草花が大好きで、近所の植物園に通って、
草木や花の勉強をしたりしているんです。」
「松原側の庭は日当たりが悪いから、選ぶ花に苦労しています。
特に冬は困っていて、患者様に気付かれないように
実は造花の花を土に植えたりしているのです。」
「以前、6号の部屋の前にブーゲンビリアの鉢植えが置いてありました。
それに水やりをすべきかどうかすごく悩んだことがありました。
でも、もし患者さんがその花に水をあげることを楽しみにしていたら・・・
私がその楽しみを奪ってしまうことになるかもしれないと思い、水をあげるのはやめたんです。」
「花のおじさん」が、
顔も見たこともない、関わったこともない松原の患者様に想いを巡らせながら、
暑い日も寒い日も、日々庭の雑草を抜いたり、花を植えたり、水やりをしたり・・・
一人黙々とひたむきに庭の手入れをしてくれていたことを目の当たりにして、
私は感謝の想いと
そんなおじさんの優しさに
今まで全く気が付かなかった自分の情けなさに
頭が下がる思いでいっぱいになりました😢
患者様からの感謝の気持ちと私自身の感謝の想いを伝えると、
おじさんは照れくさそうにしながら次の仕事があるということで、
そそくさと去って行ってしまいました💨
患者様の部屋に戻り、おじさんに感謝の想いを伝えたこと、
おじさんが松原の患者様に庭の草花の手入れを通して
温かい想いを伝え続けてくれていることを伝えました✨
患者様は感謝の気持ちを伝えられたこと、そしておじさんの優しい想いにとても喜び、
今度はぜひおじさんんと直接話してみたいとおっしゃいました。
こうして患者様と花のおじさんとのやりとりが
始まったのです😊
つづく
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6
- 2019年09月02日(月)
- カテゴリ : 日々のできごと
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6
今回のテーマは・・・・
「患者様から教えてもらったこと✨」
です。
今回はかなりの長編になりますが、
どうぞ最後までお付き合いくださいm(_ _)m
つい最近まで松原で少し長い間生活されていた男性の患者様がいました。
私が入職した時、この患者様はすでに松原で長く生活をされていて、
私は、この患者様からたくさんのことを教えてもらいました。
長く松原で生活していることもあり、
患者様は松原の看護師をはじめスタッフのことを
よーーーーく見ていました👀
例えば・・・
哲学的な話をするのはこの看護師、
本音をぶつけるのはこの看護師、
わがままを言って反応をみてみるのはこの看護師、
冗談を言い合うのはこの看護師、
メジャーリーグの試合を一緒に観るのは野球の話のわかるこの看護師、
ちょっとお説教じみた話をするのは入職したての看護師・・・
といった感じに看護師の性格や特徴を捉えて、
その時々で上手に使い分けていたように感じます😁
看護助手の私はというと・・・
食事🍴やお風呂♨の際のお手伝いをしたり、
お部屋にお邪魔して一緒にテレビを観たり📺
おしゃべりをする機会も多く、
さらには「こけしちゃん」というニックネームをつけてもらい(笑)
(↑髪型が「こけし」みたいだったからのようです😅)
冗談を言い合ったり、楽しい時間を過ごすことが多かったように思います😊
そんなある日、患者様が、
「庭の花の手入れをしているおじさんがいるんだよ。」
と私に教えてくれました。
少し複雑なのですが、松原アーバンクリニックは、
介護付き有料老人ホームと併設されていて、
患者様の部屋から見える庭の草木や花は
有料老人ホームのスタッフであるこの「花のおじさん」が手入れしてくれていたのです🌼
この「花のおじさん」
なかなかお会いできないレアキャラで(笑)
なぜなら、おじさんは週に2回しか出勤しておらず、
しかも、あくまでも有料老人ホームのスタッフであり、
松原側の庭の手入れはメインではなかったため、
めったにその姿を見かけることはできなかったのです😓
しかし、患者様はお部屋で過ごす時間が長かったこともあり、
時々ベランダに現れ、庭の手入れをするこのおじさんの存在にいち早く気づき、
その存在だけでなく、そのおじさんの仕事ぶり、
そして優しさにも誰よりも早く気づいていました✨
ベット上で過ごすことが多い患者様にとって、
窓から見える緑や色とりどりのお花が
心の癒やしになっていたのです🌼
患者様は私に、
「今度おじさんの姿を見つけたらナースコールで知らせるからおじさんに話しかけてほしい。
いつも庭の手入れをしてくれてるからありがとうと伝えたい。」
と言いました。
その日からこの「花のおじさん」と話すべく、
3号室のナースコールが鳴るたびに
私は大急ぎで部屋に向かいました💨
おじさんは仕事が早いのか(笑)
私が部屋に駆けつける頃にはすでに姿を消してることも多く、
なかなか実際の姿を捉えることができませんでした😂
しかし!!
ついにある日、
その姿を捉え、話しかけることに成功したのです!!!😳😳😳
つづく
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