第12回地域連携勉強会
10月24日(木)に東京リハビリテーションセンター世田谷の地域交流スペースをお借りして第12回目となる地域連携勉強会を行いました!
今回のテーマは「悪性疾患終末期って、いつから・・?」というテーマでした。
メインスピーカーは当院副院長の小澤政成医師です。
各グループともに様々な意見が出ており、大いに盛り上がりました。
参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました!
次回は
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日時:11月21日(木)18:30〜19:30
場所:永福和泉地域区民センター 2階 第4集会室
テーマ:アドバンスケアプランニング(ACP)に関する迷い、悩みを話し合いましょう
メインスピーカー:佐伯知之 医師
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で開催予定となります。
参加希望、お問い合わせはこちらからお願いします!
メール:info@matsubara-urban.jp
電話:03-5355-3388
みなさまのご参加お待ちしております!
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき②
- 2019年10月26日(土)
- カテゴリ : 日々のできごと
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき②
「花のおじさん」シリーズのつづきのつづきです!
初めて私(看護助手)がおじさんと会話をしてから、
次回は患者様がおじさん本人と直接お話をするべく、
再び「花のおじさん」の捜索が始まりました(笑)
前回私がおじさんと話した時に、
週に2回の勤務ということを聞いていたので、
今回は出勤日に絞っての捜索となり…
比較的早い段階でその姿をつかまえることができました!
患者様の部屋の窓を開け、
ベランダからおじさんと患者様が初めてコミュニケーションをとりました😊
するとおじさんから衝撃的な話が・・・。
なんともうすぐ退職されてしまうとのこと😢😢😢
おじさんはとても控えめな方で・・・
患者様の話にじっくりと耳を傾けた後は、
自分のことは多くを語らず、
今回もそそくさとその場を去って行かれました💨
しかし、今回のやりとりで、おじさんが退職されたあと、
患者さまとおじさんで手紙のやりとりをする
ということになったのです!!
患者様は
「文通ができることになるなんて思ってもみなかったよ」
とおじさんからの提案にとても喜び、
その後おじさんからの手紙が届くのをとても心待ちにしていました💕
その後・・・
数週間後の朝、私が出勤すると・・・
夜勤の看護師さんが
「朝、3号室に行ってみたらベランダに見たことのないお花が届いていたの!!!!!」
「???」
となり、ベランダにでて見ると・・・
真っ赤なお花が植わっている鉢植えにハガキが2枚添えられていました。
そうです!このお花とハガキは、
他ならぬあの「花のおじさん」からのお届け物だったのです!!
お花の好きな患者様のために
比較的育てやすいという「ゼラニウム」のお花と、イラスト入りのハガキが
まるでサンタさんからのプレゼントのようにベランダに届き、
患者様も私もとても驚いたのと同時に嬉しさがこみ上げてきました😊
おじさんは律儀にも、患者様宛てと私宛ての2枚のハガキを送ってくれました💌
ハガキには温かいメッセージと患者様、そして私をイメージしたイラストが描いてありました😊
こうしてこの日から「花のおじさん」と患者さまの文通が
はじまったのです!!
つづく
松原アーバン便りについて
当院は在宅訪問診療を中心に入院施設も保有する有床診療所であるため、主に訪問診療と入院のご相談をいただくことが多いのですが、病院から退院されてきた患者様がどのようにご自宅で過ごされているか、当院で入院中どのように過ごされたか、というのを紹介元の医療機関さまへお伝えできるよう、「在宅療養報告書」「入院療養報告書」として松原アーバン便りを作成しています。(もちろんご本人やご家族のご了承をいただけた場合のみですが)
ご本人やご家族の方と当院の担当Drや看護師も一緒に写真を撮らせていただいたり、コメントも添えてご紹介いただいた医療機関さまへお送りさせていただいております。
住み慣れたご自宅に帰ってきたことで「ご飯が少し食べれるようになりました」や、「お酒を飲めて嬉しいよ」、「夜はしっかり寝れています」など医療機関さま側からは退院後、見えない部分も多く、その部分をぜひ共有したいという思いから始まりました。
病棟では、当院は個室であれば24時間面会可で、ペットの面会も可能です。大好きなペットと一緒にお部屋で過ごしていただいたりもしています。
これからも退院後、在宅や当院でご自分らしく過ごされている様子をお届けしていければと思います。