第13回地域連携勉強会
- 2019年11月26日(火)
- カテゴリ : 勉強会, 地域連携・カンファレンス
11月21日(木)に永福地域区民センターの集会室をお借りして第13回目となる地域連携勉強会を行いました!
今回のテーマは「アドバンスケアプランニング(ACP)に関する迷い、悩みを話し合いましょう」というテーマでした。
メインスピーカーは当院の佐伯知之医師です。
アドバンスケアプランニングという非常に難しいテーマではありましたが、各グループともに様々な意見が出ており、他の方の話を聞いて、みなさんACPを普段から実践していることに気づかれたりと気づきのある勉強会になったと思います!
参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました!
次回は昨年と同様にミニ勉強会+懇親会というような形で開催予定となります。
簡単なお食事とお飲物(アルコール含む)を出させていただきます。
—————————————-
日時:12月19日(木)18:30〜20:30
場所:北沢タウンホール 12階 スカイサロン
ミニ勉強会テーマ:癌性疼痛について
メインスピーカー:白濱淳 医師
—————————————-
参加希望、お問い合わせはこちらからお願いします!
メール:info@matsubara-urban.jp
電話:03-5355-3388
みなさまのご参加お待ちしております!
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき③
- 2019年11月24日(日)
- カテゴリ : 日々のできごと
シリーズ 〜看護助手は見た👀〜「松原アーバンクリニック🌿病棟の毎日」vo.6 つづき③
「花のおじさん」シリーズ、つづき③です。
まだまだお付き合いくださいm(_ _)m
おじさんから初めてのお手紙をもらってからしばらくして・・・
患者さまと私がタッグを組んでお返事を書きました!
患者さまが文字を書くのは難しかったので、
患者様の言葉を私が聞き取り、手紙に代筆するという形をとりました。
患者様は言葉を一つひとつ丁寧に選びながら、
手紙とお花を届けてくれたことに対する感謝の想いを伝えてくれました。
私も私の想いとして文章を書かせてもらいました。
そして、患者さまと私の共通の想いとして、
次回はぜひ松原の入り口から入ってもらい、
お部屋にお顔を見せにきてほしいことを手紙に書きました。
またまたその数週間後に、おじさんから手紙が届きました!
しかし・・・
やはり、シャイなおじさん(笑)
今回もお部屋に顔を出すことはなく、
サンタさん方式で、ベランダにお花と手紙をひっそりと置いていってくれました。
お花と一緒にご丁寧に肥料まで添えられていました。
実はおじさんからの2回めの手紙が届く少し前から
患者様の体の状態は以前に比べ悪くなっており、
眠っている時間が長くなっていました。
しかし、奇跡的におじさんからの届け物が届いたこの日に限っては
患者様は朝から目覚めており、手紙とお花が届いたことも
しっかり認識することができたのです!
患者さまは、おじさんからの届け物に
とても喜び、手紙を読むと涙を浮かべていました。
患者さまはおそらく
「今日しかない」
と自分で自分の体のことがわかったのだと思います。
私に
「このあと時間ある?
返事を今書きたいんだけど、手伝ってくれる?」
と言いました。
私はそのままお部屋に残り、
「患者様からおじさんへの最後の手紙」
を書くお手伝いをしました。
世田谷緩和ケアフォーラム
2019年11月9日(土)に世田谷区医師会館にて世田谷緩和ケアフォーラムが開催されました。
「なんとめでたいご臨終」の著者で小笠原内科院長、日本在宅ホスピス協会会長でもある小笠原文雄先生を基調講演にお迎えし、当院院長の梅田耕明先生が座長を務めパネルディスカッションも行われました。パネルディスカッションでは当院在宅同行看護師の佐藤誠子看護師も参加しました。
「世田谷区の在宅緩和ケアの現状と課題」をテーマに医師・在宅医・訪問看護師・ケアマネージャー等、多職種のそれぞれの観点から世田谷区の在宅緩和ケアについてさまざまな話がされていました。
これからも世田谷区の在宅医療、在宅緩和ケアに少しでも力になれるようクリニック一同邁進してゆきたいと思います。