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夏休みの過ごし方 京都の送り火で感じたこと
2025.09.19

夏休みの過ごし方 京都の送り火で感じたこと


8月も終わりましたが、みなさまはどのように夏休みを過ごされましたでしょうか?

松原ナースケアでは、夏休みを3日間、7〜9月の間で希望に合わせて取得できるので、リフレッシュするのにぴったりです。

昨今の日本はどこに行っても暑いので、自宅のクーラーが効いた部屋でのんびり過ごすことも考えたのですが、五山送り火を見るため京都に旅行に行ってきました。
今回は舟形以外の送り火を見ることができ、非常に壮大で感動しました。来年は今回見れなかった舟形を観に行きたいと思います。

今回の旅のメイン、五山送り火の起源は諸説あるようですが、お盆の行事として先祖の霊を送るという意味があるそうです。
お盆はそもそも仏教に由来する行事ですが、日本古来の祖霊信仰などとも結びつき、日本独自の風習となっています。死者と生者の繋がりの中で捉える死生観を具体化した行事の一つであるとも言えます。

『死生観』ということばを聞くとドキッとしてしまうかもしれませんが、そもそも死生観とは生きることと死ぬことに対して、各々が抱く考えや価値観のことです。
これは別に終末期に考えるものではなく、普段私たちがなんとなく考え、感じていることの延長線にあるものではないかと思います。

死生観は宗教や文化によってさまざまです。

例えば、死後も守護神となって家族を見守る、輪廻転生、死後は神のもとに召される、といった考え方があります。こうした多様な捉え方があることを知ると、自分自身の死生観を考えるヒントになるかもしれません。

昨今「ACP」として自身がどのような治療を受けたいか、何を大切にしたいかを考え、人生の最終段階を自分らしく生きることを目指す考えが浸透してきました。

自分自身の考えや価値観に合った死生観を考えることは、これから自分がどのように過ごしたいか、どんな人生を送りたいかを改めて考えるきっかけになるのではないかと思います。


訪問看護について詳しくは、
松原ナースケア・ステーションの訪問看護ページ>をご覧ください。

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