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餅花木とともに迎える新しい年
2026.01.16

餅花木とともに迎える新しい年

新年明けましておめでとうございます。
昨年も訪問看護や訪問リハビリを通して利用者様、ご家族様、医療機関の皆様、地域の事業所の皆様など様々な方にお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年末年始皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
訪問リハビリでは年末年始お休みをいただき、私は実家に帰省していました。今回は私の実家での年末年始の恒例行事、お餅つきについてご紹介させていただこうと思います。

私の家では12月30日の朝早くからお餅つきをするというのが恒例になっています。私が大学生くらいまでは木製の杵と臼を使いお餅つきをしていました。祖母が前日から餅米やお餅に包むあんこを小豆から炊くところから準備し、家族総出の恒例行事でした。

最近は祖父母も高齢になり、父も腰を痛めてから機械でのお餅つきになりましたが、それでも30日はお餅つきをしています。

お餅つきをする際に丸いお餅とは別に『餅花木』というものも作ります。餅花木は江戸時代頃から五穀豊穣や無病息災を願う風習として広まり、葉のない冬の枝に咲いた餅が稲穂のように見えることから豊作を、梅の蕾のように見えることから春の訪れと繁栄を祈る意味が込められているようです。ヤナギ、エノキ、ミズキ、ヌルデなどの枝に餅や団子(紅白に染めたものも)をつけます。
これは昔から祖父の役目(神棚に飾るものなので、しっかりやらないといけないという使命感?)で、祖父がせっせと木にお餅をつけています。私も小さい時から、お餅を丸めつつ、この餅花木の手伝いをしていました。

祖母は認知症や心不全を患っており、31日までショートステイを利用していたため不在でした。年末年始も休みなく対応してくださっている方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これまで、ついたお餅を小さく分けるのは祖母の役目でしたが、今回はその祖母がいないため、母をはじめ家族みんなでやってみることにしました。ところが、これが祖母のようにはなかなか上手くいきません。
長年の経験というのはすごいものですね。大小さまざまなお餅が出来上がり、「やっぱりおばあちゃんはすごいね」と家族で話していました。

今回、新年を迎えるにあたり、日本の伝統文化に込められた願いを改めて知ることができました。今年もより一層、皆様の「無病息災」を願い、頑張っていこうと思います。

松原アーバンクリニック
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