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AYA世代のがん患者支援 必要なサポートとその背景
2025.04.11

AYA世代のがん患者支援 必要なサポートとその背景

先日、AYA世代のがん患者さんの支援について勉強する機会がありました。

AYA世代とはAdolescent(思春期)and young adult(若い成人)の略で、日本では15歳から39歳頃の年齢の方を指します。
一般的には勉学や仕事などに費やす時間の割合が多い世代でもあり、医療の場においても小児の時期をはずれ医療費制度などの公的支援が受けづらいという課題もあります。

また、治療以外にも仕事や勉強、恋愛や家庭などに対するニーズも多様性に富んでおり、医療面以外のニーズも多いという特徴もあります。
一般的に『がん』という疾患を意識しづらい年齢でもあり、疾患にかかっている方の割合も少ないことから周囲の人に相談しづらいという背景もあるそうです。

このように様々な側面からの支援を必要としており、医療としてのがん治療だけでなく、生活に関わる様々な悩み・ニーズを抱えています。そのため、AYA世代のがん相談・情報提供の支援をする場所も増えつつあります。

地域の医療を支援していくためにも、どのような制度、支援ができるのかを把握して今後に活かしていきたいと思います。

参考までに国立がん研究センター中央病院の『AYA世代のがんについて
世田谷区の『世田谷区若年がん患者者宅療養支援事業』のリンクを貼っておきます。
ご興味ございましたら、覗いてみてください。

訪問看護について詳しくは、
松原ナースケア・ステーションの訪問看護ページ>をご覧ください。

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