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訪問看護師、学会発表してきました
2025.07.18

訪問看護師、学会発表してきました

今回は、6月に「日本在宅医療連合学会大会」と「プライマリ・ケア連合学会学術大会」に参加しました。(準備ブログ「6月、2つの学会に参加します」はこちらから)

会場は長崎と北海道。
それぞれの学会でポスター発表を行い、多くの刺激や学びを得ることができました。
少しだけ、その時の様子を振り返ります。

まずは、長崎での学会に参加しポスター発表を行った看護師Iの様子をお届けします。

6月14日〜15日に長崎で開催された「日本在宅医療連合学会大会」に参加し、「身寄りのない独居高齢者の生活実態の見える化〜訪問看護師を中心とした多職種連携の実践〜」というテーマポスター発表を行いました。
発表前は緊張しましたが、無事に終えることができてほっとしています。

他のポスター発表も聞き、全国の在宅医療に関わる方々のさまざまな取り組みを知ることができ「私たちの事業所でも取り入れてみたい」と感じることがたくさんありました。

ACP(将来の医療やケアを話し合うこと)のシンポジウムにも参加し、ACPという言葉ひとつでも多様な考え方や実践があること、DNAR(心肺蘇生を行わない意思表示)やリビング・ウィル(事前指示書/生前意思表示書)との違いや共通点についても学ぶことができました。改めて、ご本人やご家族、地域の方々との対話の大切さを実感しました。

今回の学会で特に嬉しかったのは、以前、一緒に働いていた方と久しぶりにお会いできました。お互い今も在宅の現場で頑張っていることを知り、良い刺激になりました。

観光はほとんどできませんでしたが、大浦天主堂を訪れ、その荘厳な雰囲気や歴史に触れることができました。

短い時間でしたが、とても印象に残る学会参加となりました。

続いて、北海道で初めての学会参加と発表に挑んだ看護師Nの様子です。

6月21日〜22日の2日間、プライマリ・ケア連合学会学術大会へ参加してきました。
開催場所が北海道ということもあり、北海道・学会参加・ポスター発表と全てが初めて尽くしでした。

1日目は診療や疾患に関する討論会が多く、2日目は地域に関しての討論会やポスター発表が中心でした。会場が2カ所に別れており、参加者の多さに驚きました。全国から多くの医療関係者が集まっていることを、ポスター発表を見たり発表者と話すことで実感しました。

大学や病院での活動報告から、僻地で医療者として地域のイベントに参加し地域住民の方と絆を深める内容まで、幅広い発表があり、とても興味深かったです。

半年ほどかけて準備を進めてきた私の発表は、2日目に6〜8人のグループに分かれて行われました。当日は緊張しましたが、無事に終えることができました。

介護用品の準備にあたって行った地域調査をもとに作成した資料を発表し、近くで在宅診療をされている医師の方から質問をいただき、今後の資料作りに活かしていきたいと思います。有意義な発表となりました。

また、初めての北海道を満喫する時間もありました。
北海道の気候は東京と比べて涼しく、街中を歩くのも心地よい気候でした。
新鮮でリーズナブルな海鮮丼や、本場のラーメンなど、北海道ならではの食べ物も堪能できました。

今回の学会参加を通じて多くの学びがあり、北海道の魅力も満喫でき、とても充実した時間を過ごすことができました。

ふたりとも、今回の学会参加を通して、多くの学びと刺激を得たようです。
今後も在宅医療の現場でより良いケアを提供できるよう、努力していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

訪問看護について詳しくは、
松原ナースケア・ステーションの訪問看護ページ>をご覧ください。

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