2024.01.29
デスカンファレンスの実施〜今後の看護ケアに活かすために〜
こんにちは!
皆さん、「デスカンファレンス」という言葉をご存知ですか。
松原ナースケア・ステーションでは、
自宅でお看取りとなった利用者様について話し合う
「デスカンファレンス※」を行っています。
※デスカンファレンス:利用者様が亡くなった後に行う会議や話し合いのこと。
終末期は病状の変化が起こりやすい時期です。それに伴い、ご本人だけでなくご家族の心情も変化していきます。デスカンファレンスでは看護師として、
利用者さまと関わる中で、
「感じたこと、良かったこと、もう少しこうすれば良かった」と思うことを
スタッフ同士で共有し、しっかりと話し合います。
また、お亡くなりになるまでの過程に立ち会う医師や看護師は、医療人としての無力感を感じることも少なくありません。デスカンファレンスを通して、関わったスタッフの精神的な健康を保つことも大切にしています。
さらに、松原アーバンクリニックの医師が主治医であった場合は、医師や往診に同行する看護師と話し合う機会も設けています。
私たちは、より良い看護ケアのご提供はもちろん、利用者様の在宅でのお看取りに対する不安を少しでも軽減できるように、関わるスタッフのグリーフケアになればという思いから、デスカンファレンスを積極的に行っています。