安全に楽しく！ 屋外歩行練習

外の暑さもひと段落し、屋外でも過ごしやすい季節となりました。

理学療法士がご自宅へ訪問した際も、夏の間お休みしていた「屋外歩行練習」を実施する機会が増えています。

今回はそんな「屋外歩行練習」についてご紹介します。

私たちは医師の指示のもと、利用者さんの「あそこのお店に買い物に行きたい」「孫と一緒に散歩したい」といった目標を達成するためのリハビリプログラムとして、屋外歩行練習を実施しています。

室内とは異なり、段差や不整地、坂道などを移動することで、普段使用することが少ない筋肉やバランス能力が鍛えられます。また他の歩行者や車両など周囲の環境を意識することで、注意力の向上にも繋がります。

屋外歩行の際に使用する歩行補助具も様々です。

杖の練習風景。

歩行器の練習風景。

必要時にスタッフが声掛けや介助を行い、安全に歩行できるよう傍で見守ります。

屋外歩行は長い距離を歩くため利用者さんの疲労感も大きいですが、歩き終わった後の達成感はひとしおです。

季節の移り変わりを感じながら、屋外歩行練習に取り組んで参りたいと思っております。