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実践型研修で学ぶ、訪問看護のアセスメント技術
2024.11.11

実践型研修で学ぶ、訪問看護のアセスメント技術

東京都看護協会が行なっている、在宅療養訪問看護シミュレーション研修に参加してきました。

呼吸音の聴取に苦手意識を持っていることと、実際の臨床現場に即した研修に参加したいと思ったため、呼吸器疾患のアセスメントがテーマになっている研修を選択しました。

この研修では、シミュレーション人形を用いて、見て・聴いて・触ることで実際に訪問したシチュエーションを想定してどのように判断して対応するのかを学習します。

モデル人形 フィジコ

研修の前半はアセスメントの問診の仕方、呼吸器の解剖学、呼吸音の聞き方について講義を受けました。

聴診の様子

問診は基本的に行う項目は決まっていますが、一番のコツはご本人に「思い当たるところはあるか」と聞いてみると、ヒントになることが多いと聞き今後の問診で活用してみようと思います。

聴診では、さまざまな呼吸音を聞き、自分自身でその特徴を覚えていくことが大切だということと、利用者さんごとの呼吸音を覚えておくことも重要だと感じました。

後半は、事例を用いたグループでのシミュレーション研修でした。

最初に事例をグループで確認し、どのようなことをアセスメントしたらよいかを話し合い、次にグループ代表者が看護師役として訪問した設定でアセスメントを行なっていきます。

実際に訪問した時の状態もアセスメントの上で大切ですが、ご本人が「何に困っているか」「どうして欲しいか」といったことも考慮する視点が重要だと思いました。また、ご本人の要望を聞くためのコミュニケーション技術も求められると感じました。

グループワークでの話し合いの様子

最後に質問コーナーがあり、困ったことなどざっくばらんに話すことができ、他のステーションでの話も聞くことができ、良い刺激となりました。

今回の研修で学んだ聴診技術やアセスメント技術を、臨床に生かしていきたいと思います。

研修が終わったあとは、研修場所が押上だったため、帰りにウィンドウショッピングを楽しむことができ、充実した1日にすることができました。

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