STAS-Jの評価
- 2016年06月01日(水)
- カテゴリ : 日々のできごと
STAS (Support Team Assessment Schedule)-J は、患者さん・ご家族の心身の状態や チームケアの機能をみることで、提供しているケアの質を評価するために使用する尺度で、「がん」の治療に関わる医療機関、特に緩和ケア病棟で取り入れられています。
当院にも「がん」を主疾患とする患者様が多くいらっしゃり、この評価尺度を取り入れています。
評価項目には、「痛みのコントロール」「症状が患者に及ぼす影響」「患者の不安」「家族の不安」「患者の病状認識」「家族の病状認識」「患者と家族のコミュニケーション」「医療専門職間のコミュニケーション」「患者・家族に対する医療専門職とのコミュニケーション」の9項目があり、医師、看護師など医療専門職による「他者評価」という方法をとるため、患者さんに負担を与えないという利点があるといわれています。
9項目の評価を行うには、とても時間を要しますが、医師・看護師が自らの診療・ケアのアウトカムを客観的に明らかにすることができるので、患者さん・ご家族にとってより良い成果をもたらすために、具体的に何をどうすればよいのか?を考える助けになっています。何よりも、この評価を通じて、ケアに関わる同僚看護師や先生とより、前向きなコミュニケーションができているように思います。(友)
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